ゲームパソコンに最適なおすすめのスペックを考えてみました。必要なスペックは遊びたいゲームや用途によって変わってきますが、なるべく多くの方に当てはまるように様々なケースを想定しています。
主にデスクトップパソコンを想定していますが、ノートでも基本はほとんど変わらないと思います。
CPU
基本的には最新のインテル Core i5 シリーズか Core i7 シリーズがおすすめになります。その中でも、コスパ重視なら Core i5 8400 、性能重視なら Core i7 8700K か Core i7 8700 がおすすめです。
基本は Core i5 8400 で十分。普通にゲームで遊ぶ分には特に困るような場面もないと思います。ただし、 PUBG のような少し重めのゲームをメインでプレイする方や、動画配信等を行いたい方は、余裕を持たせて Core i7 8700K や Core i7 8700 を選んでおくと安心です。予算に余裕がある場合もとりあえず Core i7 を選んでおくと、今後の最新ゲームにも対応できると思います。
最近では Core i7 よりさらに上の Core i9 なんて製品も登場しましたが、普通に使う分にはオーバースペックになるので必要ないでしょう。ベンチマーク勢やお金持ち層ならといった感じでしょうか。
グラフィックボード
特にこだわりがなければ NVIDIA GeForce GTX 1060 か NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 辺りを選んでおけば問題ないと思います。大抵のゲームはこれらの製品でカバーできます。
こちらも CPU 同様に、 PUBG のような少し重めのゲームをメインでプレイする方や、動画配信等を行いたい方は、より上位の製品の NVIDIA GeForce GTX 1070 や NVIDIA GeForce GTX 1080 が選択肢に入ってきます。
最高画質で絶対にラグなし!とかにこだわらなければ PUBG も GTX1060 で十分に快適に遊べると思うので、その辺りは予算との相談になると思います。ただし、これはどのパーツにも言えることですが、少し余裕を持たせておくと、今後さらに新しいゲームが遊びたくなったりした場合にも対応できるので安心だと思います。
より高みを目指す方にはハイエンドグラフィックボードを複数搭載するという選択肢もありますが、非常にコスパが悪いので基本的に一般人には無縁だと思います。
メモリ
PC を新調する場合は、最新のトレンドでもある DDR4 規格のものを選んでおきましょう。DDR4 PC4-21300 や DDR4 PC4-19200 の製品がコスパが良いと思うので、よくわからなければこれらのメモリを選んでおけば問題ないと思います。
容量に関しては、基本的に多ければ多いほど快適になりますが、普通に使う分には 8GB 程度あれば十分だと思います。また、予算に余裕があれば 16GB 以上積んでおくと安心です。
メモリはデスクトップのパソコンであれば、ケースを開けてスロットに差し込むだけで比較的簡単に増設できるので、不足していると感じたら後から増設するというのも手です。
ハードディスク・SSD
これから新たに PC の新調を考えているなら、 HDD より読み書きや起動の速い SSD をメインの記憶装置として採用するのがおすすめです。以前は SSD というと値段が高く容量も少なめで寿命も短いとデメリットが目立っていましたが、最近ではこれらにデメリットもかなり解消されています。
とはいえ、大容量の SSD はまだまだ高額なので、基本的には Windows などの システムやゲーム等のソフトをインストールする起動用のディスクに SSD を採用し、動画等のサイズの大きいファイルの保管用に HDD をサブディスクとして採用するのがおすすめです。
ただし、最近では 500GB 以上の SSD もだいぶお手頃な価格になってきたので、用途によっては SSD 1台で十分かもしれません。
マザーボード
まずは使いたい CPU を選び、その CPU に対応したマザーボードを選びましょう。サイズはケースによって変わってくるので、使用するPCケースが対応している規格の物を選びましょう。
基本的には最新の インテル Core i シリーズに対応した、 Z370 チップセットを搭載したマザーボードがおすすめです。
電源
普通は 500~600W 程度あれば十分ですが、ハイスペックなグラフィックボードを搭載する場合は 700~1000W の大容量電源が必要になります。
80PLUS Gold や Platinum に認証されている製品だと省エネ性が高く、長時間起動する方にも安心です。